識学の「位置」とは?~その2

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識学の「位置」とは?~その2

先日から識学について
書いています。

今回はその3回目。

識学の5つの領域の一つ目
「位置」について
引き続きまとめてみました。

位置の中で
忘れてはならないこと・・・

なぜ位置はズレるのか?

今日はそんなお話です^ ^

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繰り返しになりますが、
そもそも識学とは・・・

意識構造学を元にした
組織マネジメント論です。

簡単に言うと

・組織をよくするために、
意識構造学を使っていこうよ!

その中でも

・組織の生産性向上を阻害している
ムダを排除することで
組織を良くしよう!

とするのが、識学です。

ムダの最たるものが
思考の癖からくる
誤解や錯覚を含んだ行動であり、

その行動の領域を

————-

位置

結果

変化

恐怖

目標

————-

の5つに分けています。

ではどうやって
ムダを排除するのか?

その答えの一つが

「位置」を認識し、整えること

でした。

これが前回までの話です。

↓↓↓
識学の「位置」とは?~その1

できそうで
できないもどかしさ。

ここは

最終的にチームビルディングの
領域になると感じています。

この点については
改めて触れるとして・・・

今日は、
「位置」の続きです。

位置、
とは組織における
自分の役割であり、

役割は役職に紐づいていて、
その役割を果たすために
個人がアサインされている

と考えます。

本来は与えられた
役割を全うすれば
その組織は力を最大化できる

というのが識学の教えです。

それが全うされないので
最大化されない。

つまり
位置のズレが起こっていることが
そもそもの要因というわけです。

なぜ「位置」のズレが起こるのでしょう?

そのひとつが

「存在意義」

です。

存在意義とは・・・?

言葉の通り、

「存在の意義」です。

試しに辞書で引いてみると
こう書いてありました。

【存在意義】
———————————————–

・ここに存在しているということの
重要性や価値を意味する語。

・この場に自分が居合わせることにより
生み出される価値、
この世界に生きているということの
尊さや不可欠性などについて用いられる語。

———————————————–

人には

・存在承認
・行動承認
・結果承認

3つの承認欲求があります。

存在意義は、

そのうちの1つ

・存在承認

と受け取りました。

つまり、

存在意義を人は求めている

ということです。

さて、ココで質問です!

この「存在意義」、
どのようにして
感じるのでしょう?

存在意義には、
相手が必要です。

人によって
価値が判断される
ということです。

ここは少し違和感を感じる方も
いるかもしれません(^^;

識学では自己評価は不要、です(笑)
これについては
別の回で触れますね。

話を戻して・・・

本来上にいるべき人が
下におりてきてしまうのは、

この存在意義を求めてのこと
だと言います。

どういうことか?

役割が与えられると
人は存在意義を感じます。

例えば、
部長の役割として
どんどん部下に仕事を振ったとします。

その結果

「部長は自分たちに仕事を任せて
いつもいない・・・」

と部下が言うようになります。

それを察知した部長は

自分の存在意義を取るために
下におりてくる・・・

部下の仕事を
手伝うようになります。

部下からの
「手伝っていただき
ありがとうとざいます!」

という感謝=
存在意義を取りに行っている
状態です。

これは、

個人の「存在意義」
にはなりますが、

組織の「存在意義」
にはなりません。

なぜなら、

部長が、
部長の役割を全うしていない

からです。

組織の力が最大化されていない
状態ということです。

実は真面目な人ほど

全ての部下から
存在意義を得ようとし、

あれもこれもと対応する・・・

結果
やっていることが
相反するようになります。

これでは
部下が混乱します。

そもそも
人と人は違う、ので

全ての人に対応する
ということは現実的では
ありません。

この点は
チームビルディングの
「人」の本質に沿った考え方

と共通します。

そして、
人と人は違うからこそ

役割を明確化し
それを全うする

という一見あたり前のことが
できない、やれない

となるのです。

あれ?
これでは識学と矛盾しますね。

と、
結論になっていませんが(笑)、

識学を全てまとめる中で
わたしなりの答えには辿り着く予定ですので、

今日はここまで
にしたいと思います。

最後まで読んでいただき
ありがとうございます^ ^

次回をお楽しみに♪

 

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