識学の「位置」とは?~その1

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識学の「位置」とは?~その1

先日から識学について
書いています。

今回はその2回目。

識学の5つの領域の一つ目
「位置」とは?

実際にはかなりの
ボリュームなので、

私が特に気になった
ポイントに絞ってお伝えします。

今日はそんなお話です^ ^

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繰り返しになりますが、
そもそも識学とは・・・?

意識構造学を元にした
組織マネジメント論です。

「識学」を学んできました!
前回のブログ

簡単に言うと

組織をよくするために、
意識構造学を使っていこうよ!

という学問です。

その中でも
組織の生産性向上を阻害している
ムダを排除することで

組織を良くしようとするのが
識学です。

ムダの最たるものが
思考の癖からくる
誤解や錯覚を含んだ行動です。

その行動の領域は

————-

位置

結果

変化

恐怖

目標

————-

の5つに分けられます。

ではどうやって
ムダを排除するのか?
というのが今日の話です。

その一つ目が

「位置」を認識し、整えること

です。

突然ですが
ココで質問です!

あなたは
組織の中での自分の位置を
正しく認識していますか?

組織の中での位置とは・・・
少し考えてみてください。

例えば、

上司のポジションなのに
部下をマネジメントしない
管理職

上司の言うことを
聞かない部下

がいたとしたらどうでしょう?

自分の位置を正しく認識している
と言えるでしょうか。

言えません。

部下をマネジメントしない上司は、
部下の位置に降りてしまっています。

上司の言うことを聞かない部下は、
上司の上に行ってしまっています。

あるいは隣の部署の
メンバーの相談に乗ったり…
ということもあるでしょう。

つまり、

組織の中での立場と役割を
明確にする

これが「識学」の考え方です。

言うは易し、で
これが結構難しいのです(笑)

どうすれば「明確」になるのでしょう。

ポイントは、
人の思考の癖による
誤解や錯覚をなくす

ことです。

つまり、
誤解のないような表現で
ルールを設定する、
ということです。

ルールの明確化には、
2つの要素があります。


姿勢と行動のルールを明確にする


完全結果と不完全結果を知り
完全結果でルールをつくる

です。

まず、「姿勢」と「行動」です。

姿勢は、トップがどういう人材にいてもらいたいか、
を現わすものなので、
こだわりがない場合は設定する必要はありません。

代表的な例は・・・

・あいさつ
・身だしなみ
・時間や期限

です。

ここには、
出来ない理由は存在せず、
やる姿勢があるか否か、が全て

というのが識学の考え方です。

次に「行動」です。

行動は人によって差が出る部分です。

能力には差があるので
脳力をつけていく必要があります。

そこを管理職がマネジメントして
身につけて行くという考え方です。

具体的には・・・

・商談数
・面接数
・品質

です。

順番にもこだわりがあり、

まずは「姿勢」のルールを
100%守らせるのが
識学流です。

ここができていないと、
行動のルールが未達になった際に、
姿勢ルールの話を持ってくることが
起こるからです。

そして、
行動のルールが達成できないのは
マネジメント力の問題なので、
実行する本人に非はない

というのが識学の考えかたです。

言いたいことはわかりますが、
なんとも管理職は大変な役割です(^^;

話を戻して・・・

次に出てくるのが

「完全結果」

「不完全結果」
です。

説明しますね。

完全結果とは、
その言葉の通り、「完全な結果」です。

例えば、
10Kmを60分で走りなさい
~~~~~~~~~~~
というのが完全結果です。

一方の不完全結果とは、
不完全=人によって判断が変わるものです。

例えば、
10Kmを頑張って走りなさい
~~~~~~~~~~~~~~
というのが不完全結果です。

この時、

例えばある人が
10kmを55分で走ったとします。

この結果は評価されるでしょうか?

完全結果の場合は、
誰から見ても、「OK」となります。

一方の不完全結果の場合は、
人によって「がんばった」の基準が変わるので、

ある人は、55分で走ったの?
頑張ったね!

というかもしれませんし、

あるひとは、55分もかかったの?
頑張りが足りないね

と言うかもしれません。

人によってその判断が変わります。

ですから、
判断が人によって変わらない様に
明確なルール=できる限り数値化します。

数値化できないものを
明確化するコツは、

いつまでに?
どういう状態に?

の2つです。

例えば、数値化しにくいものとして
「品質」について明確なルールを決めるとします。

その場合は、
「〇月〇日までに、
 ■■部長が承認したもの」
といった具合に

期日と、
達成の状態、この場合であれば
「部長が承認するという状態」、

を明らかにします。

では、

夏休みの宿題で
「本を10冊読みましょう」という
課題があったとします。

これは、
完全結果でしょうか?
不完全結果でしょうか?

答えは・・・

不完全結果です!

一見数値化されていても
やったかどうかがわからないような設定は
完全結果とはいえません。

10冊読んだかどうか、
が自己申告になるようでは
完全結果とはいえません。

この場合であれば

「9月1日までに、本を10冊読んで
感想文を提出しましょう」

が完全結果になります。

どうでしょう?
わかってきましたね。

実はここまでで
「位置」の話の
半分くらいです。

さすがにココが胆だけあって
ボリューム満載でした(笑)

ですが、

今日お伝えしたことは
わかってはいるけれど
なかなかできないことの
一つではないでしょうか。

改めて学ぶことで
その重要性を
認識することができました!

そして、
今まで以上に

・期日や
・アウトプットイメージ&ボリューム

を具体的な数値で
伝えるようになりました。

今日は9月第一営業日
という方も多いのでは
ないでしょうか。

気持ちを新たに!?

まずは今日お伝えした
ルールの明確化、

をひとつひとつ進めて行きませんか。

最後まで読んでいただき
ありがとうございます^ ^

次回をお楽しみに♪

 

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