決断することはなぜ難しいのか

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正しい決断はない

 

昨日の朝のことです。

ムスメが突然

「学校に行きたくない」

と言い出しました。

この4月から転校し
新しい学校に通い始め、
5日目です。

グループまで行かなくとも、
既にお友だちが出来ている中に
新参者として入って行くわけです。

子どもなりに
難しいことがあるだろうな、

とは思っていました。

それでも

新しい友達ができた!

そのお友だちが
家に遊びに来てくれた!

といった話を
聞いていたので

「学校に行きたくない」

と言い出すような

そんなそぶりは
少しもありませんでした。

ですから
あまりにも突然のこと
でした。

話を聴いてみると

どうも

朝学校に行っても
一人であること

が原因のようです。

一度は落ち着き
玄関まで行ったのですが

そこでまた
足が止まってしまいます。

最終的には
泣き出してしまい・・・

そのまま学校に行かせることは
できませんでした。

病気以外での
初めての欠席です。

ムスメのことを
考えると

・休ませることがいいのか

・休まず行かせるのがいいのか

非常に難しい決断でした。

今は私が小学生のころに比べると
学校を休むこと自体は
それほど大事ではないかもしれません。

皆勤賞

という制度で
休まず学校に行くことを
奨励するのも

義務教育だから
でしょう。

私も
泣くほどイヤな状態なのであれば
休んでいいよ

という気持ちと

イヤイヤ
実際には時間の問題

今日行かないことの方が
お友だちと過ごす時間が減り

ムスメにとって
マイナスに働くかもしれない

という気持ちと

葛藤がありました。

社長の仕事は
日々こういった決断の連続
だと感じます。

もちろん
社長に限らず
私たちは

日々の生活の中で
仕事の中で

大小さまざまな決断

をしています。

選択し続けているのです。

仕事をすることも
会社に行くことも
お客様への対応にどう応えるか
休憩をとるタイミングや
お昼に何を食べるか・・・

などなど
全て「決めている」のです。

そしてその決断が
正しいかどうか

やってみないとわかりません。

過去の慣習や今までの傾向、
自身の経験、知識によって
ある程度の裏付けはあるでしょう。

それでも

その決断が
正しいかどうかは
誰にもわからないのです。

実際には、

良い結果であれば
良い判断だった

悪い結果であれば
悪い判断だった

とされることが多いです。

そして、

うまく行った場合は
さも当然の判断と評価され

うまく行かなかった場合は
判断が誤っていたと指摘される。

特に
うまく行かなかった場合は、
その因果関係が明確でないときでさえ

「だから言ったこっちゃない」

と言う人が必ず出てきます。

これを

———————-

後知恵バイアス

———————-

と言います。

本来は知り得ないことを
知っていたかのように
後から言うことです。

今回の学校を休む決断でも
後知恵バイアスにあらないよう、

私が感じていることを
あらかじめムスメに伝え

その上で休むか/行くか、
を本人が決めました。

今日休む場合は
明日は必ず学校に行く

ことを唯一の条件にして。

すると
休んでいる時間に

そもそもなぜ
学校に行きたくないのか?

から考え、

その結果

前の学校の時の様に
クラス全員と友達になりたい!

でも現実はそうではない・・・

ということが
大きなストレスになっていたことに
自分自身で気づいたようです。

こうなっていたいという
状態を紙に書き出し、

自分なりに明日学校に行ったらどうするか、
を考えたのです。

私もそのアイデアを聞き
それなら大丈夫!
と感じました。

ここで

だから休んでよかった
としてしまうと・・・
後知恵バイアスです(笑)

結果は吉と出るか凶と出るか
は誰にもわかりません。

・休んだことで考える時間が持てた
・アクションが明確になった
と言う点では吉とでていますが

そのアイデアがうまくいくかは
誰にもわかりません。

それでも
自分で出した答えを信じ
それを実行する。

実行した結果で
始めて判断ができるのです。

ですから、

結果につながる
プロセスが大事です。

それを実行しつづけるからこそ
良い結果になるのだと
考えています。

決断も大事ですが

それ以上に大事なのは
出した決断を実行すること

です。

もし経営者の決断が
実行されないまま、
うまくいかない

となっていたとしたら・・・

その決断の良し悪しは、
本来判断できないのです。

実行しない人がいるのであれば
それをやらせることも
決断であり、実行です。

後知恵バイアスを気にして

とか

言ってもやらないだろうから・・・

決断を先延ばしにするのではなく、

絶対にやらせる気概を持って
決断をしたいものです。

今日の話が
一生働きたい会社づくりの
ヒントになれば幸いです。

最後まで読んでいただき
ありがとうございます^ ^

 

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