仕事と興味を掛け合わせていく未来型働き方
~ヒーロー像を描いて進む!自在な選択~ 

 

若島慎兵さん

市役所職員

札幌市出身。東京学芸大学卒。その後市役所に勤務。土木部門やスポーツ振興、市街地開発にかかわる部署等に所属。市街地開発の部署にいる際に「今ある資源を使ったまちづくり」に興味を持ったことをきっかけに知識を深め、まちの緩い部活動として「リノベーションまちづくり部」をつくり、地域で勉強会や情報発信を始める。2018年から実際に地域で空き家活用する可能性を検討するグループ「アキヤカフェミタカ」を立ち上げ、イベントやコネクションをけん引。
勤務の傍ら、明治安田PentaOceanパイレーツに所属し、社会人アメリカンフットボールの選手としても活躍中。アメリカンフットボール歴は13年。プライベートでは3歳の息子さんを持つお父さんでもある。

 


自分の中の「かっこいい」、頑張ればできるという経験からなる機敏なフットワーク

若々しくさわやかで、すぐにスポーツマンだろうな、とわかる若島さん。現在も、市役所勤務の傍ら社会人リーグの現役フットボール選手としても活躍されています。「スポーツで人格形成してもらった」とおっしゃる少年時代、学生時代、教員を目指していたのに市役所へ就職を決められた時のことを少しお聞きしました。

もともと運動できる方じゃないんですよ、実は。でも、小さいときからスポーツ選手に憧れていた節があります。アスリートとか、かっこいいと思っていたんですね。
小学生の時、リレーの選手にどうしてもなりたくて、朝早く起こしてもらって走ったり腹筋したりして、それが役に立ったかはわからないのですが、実際になれたんです。足も速くないし、運動全般できるというタイプではなかったのですが、頑張ればできるというか、それが自信になりました。それが始まりですね。

中学高校は、野球部に所属していました。でも、高校は札幌でトップクラスの進学校だったこともあり、もちろん勉強もしなくていけない。夜は練習終わりで疲れているので、朝4時半に起こしてもらって6時半まで勉強するとか。そんな生活でした。
解けない問題があると悔しくて。解けないと「なんで解けないんだ!」となって、似たような傾向の問題を何十問も解いたり。数学とかだと公式を覚えればすごくイージーなのに、ひたすら計算して解く、とか今思えば効率は悪いのですが、周りに勝つというよりまさに自分との闘いでしたね。

将来はスポーツに携わることがやりたいと思っていたので、高校教師になって高校野球の監督をやりたいと思って、大学の「生涯スポーツ専攻」に入りました。
大学でも野球をやろうと思っていたのですが、大学のアメフト部の勧誘がすごかったんです。こちらは上京して一人で、アメフト部の先輩かっこいいな、と思ってごはんに連れて行ってもらったりしている間に気が付いたらアメフト部員になっていました。大学自体はアメフトが盛んというわけでもなかったのですが、やっぱり見た目もかっこいいし。野球やっている子はだいたいプロ野球選手になりたいと思うわけですが、それは無理かな、と自分でわかってくるんですよね。アメフトなら大学からでもいいスタートができると思ったこともあります。

教員になるには大学3年で付属校の教育実習、4年で他校の教育実習に行く必要があるのですが、ちょうど3年の時、大学のチームが1部リーグに上がりました。それまでは先輩もいてなかなか試合には出られなかったのですが、今回は3年生。自分はクォーターバックをやっていて、クォーターバックとして1部リーグに出られる機会はなかなかなく、練習や試合に1回でも出なかったことで後悔したくないと思い、アメフトを優先させてしまったんです。先のことは何も考えていなかったですね。
教員の道は割とさっと切り替えて、4年の時に公務員になろうと決めました。

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